よくある質問 総合石材業、有限会社石倉石材店

よくある質問

お墓に関するQ&A

お墓づくりについて

お墓はいつ建てるのがいいのでしょうか?

「お墓はすぐに建てない方がよい」と言われますが、それには経済的な問題...
大黒柱が亡くなったばかりで、これからの生活が不安などの経済的な問題や、
その地域ならではの昔からの慣習などの理由が混ざり合っています。

もし、これらの制約がないようでしたら、早い時期にお墓を建て、ご供養された方がいいと思います。
近年では一周忌・三回忌に合わせて建立される方が多くおられます。
また、もう少し日を気にされたいという方には、暦(こよみ)がおすすめです。

こんな時に注意しないといけないのが迷信です。
厄年や土用は建ててはいけないと言われる方もおられます。
しかしこういう迷信には全く根拠がありません。
良いお墓づくりをなさってください。

お墓は何日ぐらいで建ちますか?

通常は発注後2~3か月は必要です。当社では概ね4か月程です。

お墓を建立するには多くの工程があり、図面を製作するにも
約1か月かかります。その後、文字を彫り墓地の基礎工事などをして建てます。

お急ぎの場合には、1か月以内に建てる事も可能ですが、
その場合は石が限られることもあります。
また、お盆前は一年で一番忙しい繁忙期ですので前もってご相談ください。

お墓の形に決まりはありますか?

「宗派によって違うものなのですか?」と聞かれますが、それはありません。
仏教と神道で多少違いはありますが、何か決まりがあるわけでもありません。

むしろ大切なことは地域の慣習です。
「昔からこうしている」という話はどの地域にもあります。
そういったことは無視しない方がいいと思います。
「知らなかったばかりに、親戚と気まずくなった」という事が
ないようにするのが私たち石材店の役目だと思っています。

お墓の形は自由です。ぜひあなたらしいお墓をつくって頂きたいと思います。

そもそもお墓って、いくらくらいするのですか?

お墓の価格や相場についてのご相談はとても多く、皆さまにとって、
とても分かりにくい内容だと思います。

お墓業界の中で、実績が豊富な2社(団体)が、2015~2016年に発表した
内容によりますと、お墓本体の価格(墓地代を含まず。施工費などは含む)の
平均は、134.92万円(鎌倉新書様参考)、170.4万円(全優石様参考)と
なっています。
それぞれの平均価格に差がございますが、目安としては、おおよそ150万円
前後が、最も選ばれている価格帯であることがわかります。

とはいえ、お墓も住宅と同じように、大きさや素材など、様々な要因で費用が
異なります。

石について

墓石は御影石(みかげいし)がいいと聞いたのですが・・・

そのとおりです。今のお墓は大半が御影石です。
御影石とは六甲山で採れた本御影石のことですが、現在は採掘できません。
今は、一般的に花崗岩(かこうがん)を御影石と呼ばれています。

ではなぜ「御影石がいい」と言ったのでしょうか。

昔、道具が良くなかった時代は、御影石の加工は硬くて大変でした。
御影石はとても高価で特別な石だったのです。

戦後、石工の道具は飛躍的に進歩し、硬い石も問題なく加工できるように
なりました。今では一般的に使われています。

吸水の少ない石がいい石なのですか?

吸水率が低いということは石材選びにとって大切なことです。

磨いた石の表面は平らに見えますが、実は目に見えないほどの
無数の穴があいています。

お墓は一年中風雨・雪にさらされるので、吸水率が低い石材を使うことによって変色や風化をできるだけ抑えることができます。

また、石材の色や模様の好みと吸水率のバランスも考えなくては
なりませんので、我々がサポートさせていただきます。

石の種類で価格が違うみたいだけど、高いほうが品質が良いのですか?

価格が高いほうが品質が良いかどうかは一概に言えません。
石の種類によって大きく価格が異なります。
家を建てる際の、木(素材)の種類の違いによる価格差に近いかもしれません。

石の価格は、産出される石材の量によってかなり左右されますし、もうひとつ、歩留り(ブドマリ)、採れた石から、墓石の完成品が出来上がる率(採れた石の70%が完成品に出来る石も有れば、5%しか完成品に出来ない石もある。)
によって異なります。
ですので、価格と品質が、きれいに比例しているとは考えにくく、
その他の条件(産出量や歩留り)も大きく関係しています。

品質の良い石を見分ける一番良い方法は、年月が経ったお墓を、
石材店に見てもらうことです。
年月が経っても綺麗な石、また、お客様の好みに合った変化をしている石を
お選びになると良いと思います。

お墓がある人の悩み

お墓じまいにかかる費用を教えて下さい。

お墓を住まいの近くに引越ししたい。
また、永代供養や納骨堂などに引越ししたいなど、お客様のご状況により、
ご相談が増えているお墓じまいの費用について。

お墓じまいにかかる費用は、主に、取り外す工事費、そして、石やコンクリートの処分費、整地費用、によって決まります。
ですので、とても小さなお墓であれば数万円ということもありますし、
囲いなどが大きく、立地条件(工事する条件)が難しい場合は、
数万円~数十万円を超えることもあります。

すなわち、お客様のお墓の状況によって費用が異なりますので、
まずは気軽にご相談ください。

「お墓の引越し」費用を教えて下さい。

15~40万円位が多いようです。

Aさんは富山の実家にお墓がありました。
そこにはお墓が3つありましたが打合せの結果、2つはお寺の供養搭に納め、
ご両親のお墓のみを富山市内の墓地に移動されました。
元の墓地は更地で返しました。この時のお引越し費用総額は28万円でした。

費用は、距離・墓の大きさ・数・現場状況によって多少異なります。
無料お見積りをご利用下さい。

さて「お墓の引越し」をされたAさん、その後はお盆やお彼岸だけでなく、
月命日にもご両親のお墓にお参りされているようです。

迷信について

黒い石でお墓を建てると不幸になるのですか?

なりません。この質問、実は割と多いんです。でも全く根拠はありません。
この迷信は墓相の「墓石の黒は凶」からきています。
それが無責任に伝わっているのでしょう。
墓相を信じるかどうかは人それぞれ。くれぐれも人に押付けない様に。

さて、もし黒い石が本当に不幸になるのなら、東日本の70%以上の人は
不幸です。
昔から黒い石は東日本に多く採石され、今でも墓石によく使われているから
です。ちなみに自然石の墓も凶と言われてますが言うまでもないと思います。

お墓を建てる心は、もっと尊いものだと思います。

お墓に木を植えると良くないのですか?

問題ありません。でも配慮は必要です。

桜が満開のいい季節に、「死んでも毎年この桜が見たい」と思い、
それを実現した人がいます。本居宣長です。
彼は遺言書の中に「山桜を吟味して植える」としており、実際に今もお墓には
山桜が有ります。

確かに墓地に木があると良くないこともあります。
大きくなれば日当たりが悪くなるし、根が伸びて周りのお墓に迷惑を掛ける
こともあります。
ですから実際に木を植える時はそれなりに注意が必要です。
とはいえ木を植えたら不幸になるとはとても思えません。

宣長のように、死んでも毎年お花見が出来るなんていいと思いませんか?

お墓の知識

自宅の庭にお墓を建てたいのですが・・・

墓地以外にお墓を建てることは法的に難しいようです。

「墓地、埋葬等に関する法律」では「埋葬または焼骨の埋蔵は、墓地以外の
区域にこれを行ってはならない」とあります。
つまり、ご自宅の庭に昔からお墓がある場合を除いて、そこにお墓を建てる
ことは不可能です。

この法律は戦後に作られてほぼ変わっていません。
ですから土葬による伝染病の影響などが考慮されています。
ほとんどが火葬になった現代には、合っていない部分が多いのも納得できます。

ちなみに昔のお屋敷には、庭にお墓がありました。
日本庭園にある五重塔や十三塔も、元々はお墓の意味で建てられていました。

墓石はクーリングオフ出来ますか?

墓石はクーリングオフの対象商品であるため、訪問販売で契約した場合は、
契約書の受領日から8日以内にクーリングオフ通知書を送る事で
契約解除が可能です。

自分から霊園に行かれた場合でも、電話や展示会の招待状によって
呼び出された場合は、訪問販売と同様とみなされ、クーリングオフの
対象となります。

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